復讐

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プロローグ
なんでだ…なんでこんなことになった!
俺はただ普通に生活していただけなのに!
俺の何がいけなかったんだ!
許さない…絶対に許さない。
俺の人生を滅茶苦茶したあいつらを!
あいつらだけは…絶対に!
俺がこう決意したのには訳がある。それは半年前に遡る。
いつものように何事もなく大学に行っていたんだ。その日も。事の発端は帰りに起こった。
第一章「地獄の始まり」
本日の講義も全て終わり、俺はこれから何かをするわけでもなく、帰路につく。
いつものようにコンビニで今日の夕食買い今住んでいるアパートに向かっていた。
その途中黒いフードを被った人が路地から走って来た。たまたまそこに居合わせたためその人とぶつかってしまった。
「…すみません、大丈夫ですか?」
その人は何も言わず、立ち去ってしまった。ただこんな所で何をしていたのか気になり、その路地に入っていった。
すると、大麻の密売現場だった。咄嗟に俺はスマホを出し、証拠を撮ろうとした。
その時、ガンッと近くのドラム缶にぶつかり音を出してしまった。気づかれた。
フードをかぶっていた、おそらく大麻を買いに来たのであろう人がサササッとどこかへ行ってしまった。
俺は強面のお兄さん達に囲まれて、廃ビルに連れて行かれたんだ。
「お前…あそこで何をしていた?」
「な、何もしてません!」
「信じてください!お願いします!」
「誰にも喋りませんから!」
この時、俺は激しく後悔した。
「見てたんだな…」
「見てたんだな!」
「このまま帰すわけにはいかないな。」
「た、助けてください!なんでもしますから!」
俺は必死に助けを求めたが、それは叶うことなく体をロープで縛られ身動きがとれなくされてしまった。
「お前ら、連れていけ。」
俺はこの時、確実に死ぬんだと感じた。
屋上で俺は落とされそうになっていた。俺はバンジージャンプは平気なタイプだったが、これは縄がついていない!完全に死ぬやつ!

そして、ばっとおとされた。
気が付くと俺は見知らぬ部屋にいた。
「……ここは」
部屋の周りを見てみると、ここは病院だたいうことがわかった。
屋上で落とされたはずなのに…
俺は生きている。
何故だろうという疑問が浮かんだが、それはすぐに知ることができた。
それは入ってきた女性の姿に見覚えがあったからだ。
「お前は!!」
「久し振りね。」
そこに立っていたのは、昔近所に住んでいた、幼なじみだった。
「どうして君がここに?」
「私、今警察官なの。」
「え…」
「いい?よく聞いてあなたは今とある容疑が掛けられているの。」
「あなたが倒れていた場所に大量の麻薬が発見されたのよ。」
「なん…だよ、それ…」
「なんでそんな事になってるんだよ!」
「落ち着いて、このままじゃあなたは麻薬密輸の容疑で逮捕されてしまうわ。」
「だから私が助けてあげる。」
「どうやってだよ…お前にそんな事ができんのかよ!」
俺は自分のおかれている状況に頭の整理が追い付かず、動揺している。
「いい?病院の退院する日が決まったら、この番号に連絡してちょうだい。」
「どうするんだよ…?」
「私が絶対助けてあげるから!」
「信じて…いいんだな?」
「うん」
「……わかった、信じるよ。」
「よかった…」
「それじゃあ私は仕事に戻るわね。」
「ああ…」
俺は後に、彼女を素直信じてしまったことを後悔することになる。
第二章「裏切り」
退院の予定日が決まった。俺はすぐに彼女に連絡した。
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