難儀なカラダ

2人が参加
ギャグ

薄暗い照明。
広すぎるベッド。
高鳴る鼓動。
重なる吐息。
今にも溶け合ってしまいそうな肌。
滴る汗。
あぁ、本当に格好良い人だなぁ。
ドキドキする…………。

……ッ、ヘッ、クシュン!!!

「えっ」

ックシュンッ、ヘックシュン!!……ハッ…クシュン!!!!!!!!

「……だ、大丈夫?寒い?」

…あっ。


数日前。
「―――――アレルギー…ですか…?」
医師の言葉に、思わず耳を疑う。
「えぇ、そうですね…他人の汗に触れると、稀にですが、アレルギー反応が出てしまうようですね。少量なら大丈夫ですが、ご自身の汗でも反応が出る可能性がありますので、多く汗をかいた際はその都度ケアをしてあげてください。」

まさか自分が「汗アレルギー」だとは。
というか、そんなアレルギーあったのかよ。
お大事にどうぞー、という言葉を背に受け、病院を後にする。
待てよ、汗アレルギーって生きづらくないですか?特別な薬があるわけでもないし。スポーツ番組を見ないことしか対策がない。

日常をどうやって生きるんだ?
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